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エクスタティック ゼロ



9月に京都で開催された、「エクスタティック ゼロ」 シド マリークラークの個展が12月に東京で開催されます。

今年京都で開催された、私の個展「Ecstatic Zero/エクスタティック ゼロ」は、
アート作品と同様に、そのタイトルが人々の興味を引きました。
個展での雰囲気が、まさにそのタイトルが意味する質を表現していましたが、
タイトルの意味について時おり尋ねられることもありました。

「エクスタティック ゼロ」は、全体性からの
ヴィジョンとメッセージとして直感的に生まれましたタイトルです。
その表現がとても逆説的であることから、それは興味をそそり、神秘的でもあります。
そのタイトルが何か意味するものがあるのか、ないのか、
それによって、私たちが生をどのように生きえるかを問いかけます。

生きることに「意味」を探す代わりに、私の今の経験がクリエーターです。
ただ自然に創造的に生きる方がずっと容易であり、意味は生きることから生まれます。
これが明らかになるスペースが、「エクスタティック ゼロ」です。

Sidd Murray-Clark

 

 

わからないでいることは、生きることを興味深くする。
上も下もなく、制限なく開いていることかもしれない?
可能性が溢れる。
筆が紙の上で動いているのか?紙が筆を動かしているのか?

創造性を通して、神秘の中に自らを見つけること
無限の源である神秘は、人間の持つ深く純粋なスペースである。


 

シド・マリークラークのアートは、自然と自己の内なる自然、その両者の関係の探求にあります。様々な媒体を使うことで、材料が絵のテーマやヴィジョンを上 手く表現できる助けとします。彼にとってのクリエイティブなプロセスとは、探求と蒸留と言えます。このプロセスを通して、アイデアやイメージの本質を追及 し、その真髄を表現することができます。
シドの作品の中には、本質に至ることを目的とした削除を試みるために、抽象的な形に働きかけることがあります。このプロセスと自己の瞑想との間に、たくさんの類似点を彼は発見しています。

<プロフィール>
シド・マリークラークはスコットランドにあるエジンバラで生まれました。幼少期をシンガポールで過ごし、その後、教育のためにイギリスに戻りました。彼は 舞台芸術デザインを学び、ロンドンのセントラルスクールオブアートで学位を受け、その後、ロンドン大学芸術学部の研究科を修了しました。
シドの創作活動は、多くの国における在住経験の間に、景観設計や建築デザイン、執筆、出版物のイラストレーションやグラフィックデザインなど多岐にわたる。
2006年よリ兵庫県西宮に在住。img_3

‘Ecstatic Zero’
Sidd Murray-Clark

日時 2016年12月9日(金)〜14日(水)
12:00-20:00最終日12/14のみ18:00Close

会場 ( Venue )
Unica Creative Space
154-0004 東京都世田谷区太子堂1-1-13 佐々木ビル2F-D
03-3422-3049

主催 ( Organizer )
Star Poets Gallery
Unica Creative Space

エキシビションの詳しい情報はこちらを御覧ください。(for more information)
http://unica.link