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しいたけ栽培 開始



こんにちは。Farm Harmonia(ファーム・ハーモニア)のあきこです。

Harmoniaでは今年からしいたけの栽培を始めることにしました。といっても出荷用ではなく自給用ですけどね。

タイミングが合えば農場に来られた方々にも味わっていただける機会があるかも知れませんね。

栽培はもちろん原木で行います。室内で作られる菌床ものとは味も香りも違いますものね。

冬の間に農場主のかずちゃんが友人の農場で伐採を手伝ったときのクヌギの木をもらってきました。

野菜もキノコも大好きな農場のマスコット、ブンブンも興味津々。

「早く食べた〜い」

種菌は購入します。

2cmぐらいの長さの木片に菌が回ったもの。これをクヌギの木に打ち込んでいくのです。種駒と呼ばれています。
(写真左のちょっとボケた白黒のものはブンブンの鼻。笑)

ドリルで穴を開けます。

開けた穴に、1つ1つ種駒を差し込んで、そして金槌で叩いて平らにします。

木々の表面にいくつも丸く茶色くなっているところが種駒を打ったところ。

全部で20本のホダ木ができました。

そのうち6本は、種駒を打つ間隔が通常の半分のもの。=通常の倍の種駒を仕込んだということ。

種駒を打つ前に、かずちゃんに聞かれたんですよね。

「いつ出てくるの〜?」って。なので、説明書に書いてあった通り、
「ふた夏を超した秋だって〜」と伝えると、かずちゃん一瞬機能停止しました。
「え、それって?」
「うん、来年の秋ってことだね」
「そんなに待つの〜、いやだぁ〜〜〜」泣き顔のかずちゃん。

あわてて、
「あ、ほら、種駒を打つ量を2倍〜3倍にすると、その年の秋から出てくるって書いてあるよ〜」
「じゃあ何本かそうする〜」

ってことで、選ばれし6本にガンガンに種駒を打ち込んだということであります。

この後、菌がホダ木に活着して、その後木全体に菌が回っていき、そしてしいたけが発生する、という流れです。

一度発生したら、同じホダ木で2〜3年は取れるということですが、その頃にはホダ木はスカスカのボロボロになっていることでしょう。考えてみればキノコ類は分解者ですものね。木を少しずつ分解して土に還す、そんな役割を担っているわけですね。

ともあれ、しいたけ栽培楽しみであります。実は、Harmoniaは4年前に一度しいたけ栽培を試みたことがあるのです。そのときは、今から思えば種駒を打つタイミングがかなり遅かったのですね。

かずちゃん頑張って500発打ったんですよ。だけど待てど暮らせどシイタケは出て来ない。

そしてある日、500発打ったホダ木達の横にあった、種駒を何一つ打っていない木から、天然のしいたけが2つ出てるのを発見しちゃったんです!

そのときのかずちゃんの心境やいかに。そして、その話を聞いて大笑いした私はひどいヒトに違いありません。

かずちゃん、そのトラウマに負けず再挑戦の2017年 春。

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Farm Harmonia ワークショップご案内

4/16(日) 「大地とつながる講座」

たくさんのいのちが織りなす特別な場所で、瞑想と自然農スタイルでの農作業を通して大地とのつながりを更に深めていきます。

講座リード: ボディ&エナジーワーカー あきこ  自然農実践家 かずちゃん
予定されているプログラム:
野草摘み
ジャガイモの植え付け
野菜の種蒔き
大地とつながる瞑想
(自然相手のためプログラムが一部変更になることがあります。雨天時はプログラムを変更して屋内で行います)

♪当日植え付けたジャガイモや種をまいた野菜は、
 収穫期に購入することができます♪

場所:静岡県富士宮市北部(田貫湖まで車で5分の場所です。詳細の場所は参加者にお知らせします) JR身延線 富士宮駅からバスで40分。 新東名高速 新富士ICから車で30~40分
時間:10:00~16:00
金額:5,000円(当日支払)
定員:6名 作業を見学するのではなく実際に経験してみます。少人数でゆっくり&じっくりやっていきます。

お申し込み、お問い合わせはメールで以下までお願いします。
suzukikazumasa_miya♥xk9.so-net.ne.jp (♥を@に変えてお送りください)
お申し込みの際は
お名前、ご住所、当日連絡のつく電話番号 をお知らせください。
折り返し詳細につきご連絡差し上げます。
※農場に出ていることが多いので、たいていの場合速やかな返信ができません。あらかじめご了承ください。

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Farm Harmonia ブログ ゆるく綴るHarmoniaの日々